クリートがそろそろ限界
私の使っているペダルは Look keo 2 Max で、クリートは Look Keo グリップクリートを使っていました。
8か月3,500㎞ほど走ったところで右足のつま先あたりのゴムが半分めくれてしまったのを接着剤でくっつけてごまかしながら使ってきて、ちょうど1年5,000㎞でちぎれました。ゴムがなくなってもクリートとしては使えるのでさらにそのまま600㎞使い続けてこの状態です。クリートキャッチがへたくそなのと、いつも停車時には右足側をつけ外しするので右のクリートのゴムが先に逝ってしまわれたようですね。
このクリート、立ち寄ったコンビニでツルっと滑ることもなくゴムがしっかりグリップしてくれて、クリートカバーも不要。なかなか優秀で機能的には何の文句もないです。左はまだまだ使えそうなんですがここらで交換してあげましょ。
新クリート選定
交換用に用意したのがこちらの、LifeLine ロードペダルクリート (Look Keo 対応) 。life line は海外通販wiggleで売っている互換クリートです。とはいえパッケージには life line と書いてありましたが、クリート本体には思いっきり wellgo の文字が。ペダルメーカーの wellgo が作っててパッケージを変えただけのようですね。他でも売ってるのかも?
なんで純正品ではなくこれを選んだのかといいますと、爆安だからです。¥599でした。ちなみに純正品のLook Keo グリップクリートはwiggleでは¥1,700程。
さらに国内通販だと¥2,300くらいはするようですね。ずいぶん価格差がありますがこれだけ安ければ試しに使ってみるのも悪くはないでしょう?
純正品との比較
では純正品との比較をしていきましょう。
1.まずはフロート角度です。フロート角度はかかと側を左右にウニウニ動かせる角度のことですが、純正品は0度、4.5度、9度の3種類から選べますが、こちらの互換クリートでは6度の一択です。
2.位置メモリー機能が使えない。純正品では一度位置決めをしてしまえば、交換時にまたいちいち微調整せずとも簡単に同じ位置に付け替えられる機能がありますが、こちらの互換クリートではそれは使えません。
3.ゴムの位置が微妙。クリートのグレーの部分がゴムなのですが、削れやすそうなつま先側がカバーされていません。
う~ん、こうやってみるとグレードダウン感は否めませんね。
とりあえず装着。位置メモリー機能は使えませんでしたが交換を機にクリート位置を見直すいい機会に、っと自分を納得させてみる。まぁそんなに頻繁に付け替えるもんでもないしこれはいいでしょう。
あとは使ってみなけりゃわかりません。試走に出かけましょう。
試走
ってことでアップダウンの激しい山道を40㎞ほど試し乗りです。
まずは着脱ですが今まで通りすんなりできますね。最初は互換クリートどんなもんじゃいと警戒しながらだったんですが、10㎞も走らぬうちに慣れてしまいました。むしろ削れていない新品の気持ちよさ。これは問題なしです。
お次にフロート角度。以前使っていた4.5度から6度に変更になったのですが...うぇっへっへっ。まったくわからん。私のあんよは1.5度の違いがわかるほど繊細ではないようです。ペダリング中も角度が広くなったからかかとが左右に暴れるなんてこともなく、普通に使えますね。
乗車前後と休憩時に歩いてみた感覚はといいますと、滑るわけでもなくまぁ今まで通りです。休憩の時にはクリート変えたのをすっかり忘れてましたもの。今回はアスファルトと芝を歩いたのみなので、滑りやすそうなコンビニなんかは後日に追加しておきます。
で最後に試走後にクリート削れチェック!
おうっ!?意外と傷入ってるな。クリートの前後のふちが削れていますね。歩いた歩数なんて100歩にも満たないかと思いますので思っていた以上に削れてますね。やはり前後のふちまでゴムでカバーしていただきたい。削れっぷりに関しても後日に追加で経過報告いたします。
判断保留
使った感じではフロート角度、着脱ともに問題ないしペダリングもいつも通り。位置メモリー機能も圧倒的なコストパフォーマンスの前ではなくてもいいやと思えてしまう。クリートとしての機能は互換クリートでも文句なし。
あとは耐久性の問題ですかね。今後どのようなペースで削れていくのか。私的にはこの安さなら半年持つのならば今後もこれを使っていこうかなと思っていますが、どうなるかは今後の経過次第です。
うん。記事にするの早かったか。
別記事:「LOOK互換クリートのその後」に続く