私にウインタージャケットを!Castelli Mortirolo Ⅴ 

プレビュー

手持ちの装備で冬は...

私がロードバイクを手に入れたのが10月末。それに向けて半袖ジャージやビブショーツは用意していたのですが、冬用はウインドブレーカーくらいで長袖ジャージ類は持っておりませんでした。そこからウォーマー類を買い足してごまかしながら走っておりましたが、寒風が尻にビシバシ突き刺さりもう限界。¥4000の激安サーマルビブタイツを購入したのが12月の中旬。

そして1月。半袖インナーとアームウォーマーの上から長袖インナーを重ね着して、さらに半袖ジャージとシャカシャカ系ウインドブレーカーを重ね着するミルフィーユ作戦でしのいでおりました。

着るもの多くて準備がめんどくさい。汗抜け悪いくて快適性が。ウインドブレーカーが風ではためいて鬱陶しい。これをすべて解決するには...ウィンタージャケット!!

私の求めたウインタージャケットの条件

  1. 防風性がある。
  2. シャカシャカ系じゃない。
  3. スポーティーなデザインはあんまり好きじゃない。
  4. お金ないよ。安いといいなぁ。

こんな条件でしばらく探した結果、私が選んだのがこちら。

Castelli Mortirolo V です。カステリですよ。思いっきりスポーティー!私探してて気づいたんですよ。洒落たデザインで手頃な値段?そんなのないない!!例によってwiggleで探していて割引率の高さに釣られて買ってしまいました。条件の半分どこいった?

Castelli Mortirolo Ⅴ ジャケット詳細

Castelli Mortirolo Ⅴ 。モルティロロはイタリアにある峠の名前のようですね。ロードレース好きな人は知ってるんでしょうな。ヴイかと思ってたらローマ数字の5でした。毎年モデルチェンジしてるのかな?

私の体形は身長168cm、胸囲88cm、ウェスト78cm。サイズ表を見て胸囲92cm、ウェスト80cmのSサイズを、どんより天気の中を走るので目立つように蛍光イエローを選択しました。

Castelli Mortirolo V ジャケット 前面
Castelli Mortirolo V ジャケット 前面

着てみるとこんな感じです。まず感じたのは胸のあたりがきつめなのと、袖が少し長いですね。カステリはイタリアのメーカーですので、やはり手足の長いヨーロッパ人体形につくられているかと。脇の下の縫い目から袖先を測ってみると56cmでした。手元に届くまではもっとごつい生地のものかと思ってましたが、意外と薄手ですね。それなのになぜか温かさを感じます。

Castelli Mortirolo V ジャケット 後面
Castelli Mortirolo V ジャケット 後面

後ろから。背中とバックポケットの部分はよくジャージに使われているような裏起毛で伸縮性の高い素材。右胸のcastelliのロゴとバックポケット下のグレーの部分は反射素材なので、日が落ちても車に対するアピールもバッチリ。

前面右腰にあたりに小さくGORE WINDSTOPPER の文字が。スポーツ、アウトドア用品のいいやつに使われとるゴアです。簡単に説明すると耐水性、透湿性、防風性があるよと。それが体幹部分に使われているらしいです。体幹部分てどこまででしょうかね?

見事に撥水

試しに水を垂らしてみると、背中とバックポケットと反射素材部分以外は見事に弾きますね。風を通さないのも背中以外の部分です。ゴアは背中以外に使われてるってことでいいのかな?ドット柄の部分も素材が違うっぽく見えるのですが、うーん...謎です。まぁジッパーやつなぎ目から水は染み込むでしょうから、パラパラ降ってきたら背中以外は弾くぐらいに考えておきます。

ちなみにゴアは洗濯して完全に乾いた後に乾燥機でさらに 20 分間温風乾燥するか、乾燥したウェアの上に当て布をして、低温、スチームなしのアイロンをあてると撥水が回復するそうです。めんどくさい?ちなみに写真は一度洗濯しただけで何もしていない状態での撥水テストです。

伸縮性については背中は裏起毛ジャージと同じで伸びがいいですが、その他の部分はたいして伸びません。「両脇と両肩にニット生地で伸縮性のある防風パネル」とアピールしてありますが通常のジャージほどは期待しない方がよろしいですよ。

Castelli Mortirolo V ジャケット 裏地
Castelli Mortirolo V ジャケット 裏地

裏地は風がよく当たりそうな部分には長い毛足のものを、背中とドット柄部分の裏地は毛足の短いもので使い分けてあります。推奨使用温度は6℃~14℃。

ZIP NECK PROTECTOR
ZIP NECK PROTECTOR

ジッパーを一番上まで上げない場合に、ギザギザが肌に当たらないように内側に布が。それとジッパーの先にゴム製のカステリサソリさんがぶら下がってます。グローブをつけている場合に摘まみやすくするために付いているのかと。細かいとこまで気を配ってますね。

実走

それでは実走! 気温6℃、暗くなり始めた17時。ジャケットの中は長袖インナー1枚。 走り始めて50mもたたずにすぐ感じたのが温かさ。風は完全にシャットアウトされています。しかしウインドブレーカーだって風は防いでくれていたはず。この温かさは毛足の長い裏起毛のおかげでしょうか?下は防風性のない裏起毛のビブタイツを履いていますが、寒風が足と尻にビシビシと刺さってきます。おかげでこのジャケットの効果がよく実感できます。

試着して最初に気になったのが胸のあたりのきつさですが、乗車姿勢では全くきつさを感じなくなりました。袖の長さも腕を前に突き出す姿勢になるとほとんど気にならない。ちゃんと乗車時を基準に作ってあるね。 結果私の体形にジャストフィットです。ジッパーを一番上まで上げるとあごに当たって邪魔だなと感じたんですが、これも乗車姿勢で前を向くとしっかり首を覆ってくれるので、ネックウォーマーは不要です。

河川敷の道に入って少しスピードを上げていきます。最近ずっと耳障りだったウインドブレーカーのバタバタ音は当然しません。空気抵抗もそれなりにあったんでしょうね。

運動強度は低めで1時間ほどの走行でしたが、上半身に風と寒さを感じることはなく汗抜けもとても良かった。ウインドブレーカーの時と比べて明らかにじっとり感がないです。単純に汗をかかなかっただけかとも思いましたが、バックポケットに入れていたスマホだけはじっとりと濡れていたので、背中にはしっかりと水分と熱は逃げているようです。ゴアの透湿性についてははっきりとは分かりかねますが、実際に前面もじっとり感を感じないので効果はあるのだと思います。

買う価値あり

今回は推奨使用温度の下限である6℃での使用でしたが、もう少し低い温度でも対応できそうな気がします。この辺りは気温と運動強度とインナーで変わってくるでしょうから、別の機会に追記しておきましょう。 割引に釣られて背伸びしていいの買ってしまいましたが、今回の買い物には大満足!!高いのには理由があるんですね。いいものを知ってしまった私の今後が怖いです。みんなこーやって沼にはまり込んで行くのですね。

しかし真っ赤なバイクに蛍光イエローのジャケットは目立ちすぎだったかな?

追記

推奨使用温度は6℃~14℃ ですが、気温2℃で半袖と長袖のインナーを重ね着して使用してみたところ全く問題なし。下限についてはインナー次第で対応可能でした。逆に上限ですが、10℃を越えてくるとジッパーを上まで閉めた状態では、運動強度次第ではさすがに汗ばんできますね。体幹部分は背中部分からの廃熱とジッパーの上げ下げで対応できますが、腕の部分は熱の逃げ場がないのでゴアでも対応しきれないかと。まぁ寒がりな私にはこれくらいがちょうど良いですが。

使用開始から2シーズン目:使用後には毎回洗濯機の手洗いコースで洗濯して自然乾燥させてるだけですが、撥水は買った時と変わらず継続中。おろしたての傘くらい水をはじいてくれてます。メンテナンスはそれほど神経質になる必要はないですね。