ひとりでできるかな?ボトムブラケット交換(取り付け編)

レビュー
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新ボトムブラケット選定

ひとりでできるかな?ボトムブラケット交換(取り外し編)の続きです。2時間の格闘の末、見事にプレスフィットBB86のボトムブラケットの取り外しに成功いたしました。

なので新しいボトムブラケットを取り付けるのですが、またシマノのボトムブラケットを取り付けるのもなんだかなぁ。耐久性はいいし安いけど、回転は渋いしなぁ。何より他のやつを試してみたいのよね。

ということで新ボトムブラケットの条件といたしましては、当然ながらBB86。シマノ以外を使ってみたい。例によってお金はないよ。の3点でございます。

この条件でいろいろ探しましたが、意外と選択肢は少なかったですね。amazonで探すと安くて無名のものはたくさんあるんですが、得体のしれないメーカーのパーツをロードバイクに取り付けたくないのでね。お金を出せるのならセラミックベアリングを使ったものが豊富にありましたが、まぁ私には完全にオーバースペックなので却下。

私が用意したのはこちら TOKEN TF24 NINJA BB。BB86、BB89.5、BB92、PF30、BB30に対応。クランクはシマノ ホローテックⅡ に対応。スチールベアリング。取付工具付きセットで7千円くらいでした。BB86には必要ないスペーサーとかついてきて余計ですが、ボトムブラケット単体と取付工具を別々に買うよりこのセットの方が安かったので。

取付工具無しのボトムブラケット単体だとこの BB841T-41 ですね。これも BB86、BB89.5、BB92 には対応している。品番の後ろに TBT ってついてるやつもありますが、それはセラミックベアリングのお高いやつです。

こっちとも迷った。私が買ったやつは本体がアルミ製で、こちらは樹脂製で20g軽い。私の乗ってる CANYON Ultimate CF SL 7 の現行モデルはこれが付いてる。まぁ20g差なんて感じ取れないし、アルミ製の方がなんか剛性高そうだし、なにより工具セットの安さを取りました。次交換する時が来たらまた考えてあげよう。

ボトムブラケット取り付け

それでは取り付けていきましょう。

TOKEN TF24
TOKEN TF24

結構立派な箱入り。

説明書は英語です。

これまで使っていた圧入式とは違って筒部分にネジが切ってあります。このネジを締め付けていくことでフレームに圧入されて固定する方式です。TOKENはスレッドフィットBBと呼んでいますね。

ベアリングはどんな感じなのかシールをめくってみる。ほぼグリスで張り付いているだけ。なので回転は軽そうですが当然水の侵入には弱そうです。なので時々めくってグリスを塗りつけてやった方がいいのかな?

説明書の指定通り、フレームと接する部分とねじ山部分にグリスを塗る。

フレームに突っ込む。反対側からももう一方のパーツを突っ込み手回しで締められるところまで締めておく。

付属の着脱専用工具。

内側にツメが切ってあり、ボトムブラケットのフチとかみ合うようになってます。シマノにもねじ切りタイプのボトムブラケットを取り付ける工具がありますが、ツメの数が16個で同じだしこっちでも使えるのかな?

ボトムブラケットにかぶせるように突っ込む。でトルクレンチで締め付けていけばいいんですが、はい軸の太さが違いますね。トルクレンチ側は6.35㎜(1/4インチ角)でBB工具側は9.5㎜(3/8インチ角)です。

なので間にこいつをかませる。クロスバイク走らせてホームセンターで買ってきたアダプター。こんな小さいのに800円くらいしやがった。

指定トルクの25~30N.mまで締め付けていきます。ちなみに私の持っているトルクレンチは24N.mまでしか対応しておりません。なので最後の一押しは勘です。本当はダメよ!

選定する時に迷ったもう一つの樹脂製のボトムブラケット(BB4124PS)の方は10~12N.mでいいようです。

締め付ける時は反対側が一緒に回らないように手で押さえつつ、トルクレンチを少し押し付けるようにしながら締めるべし。じゃないとボトムブラケット側のツメの引っ掛かり幅が2㎜くらいしかないので、専用工具がボトムブラケットからブリンと外れます。ボトムブラケットはアルミ製で、専用工具は樹脂製なので工具側のツメが外れた拍子に削れてしまいますよ。私はやっちまったよ。

ちなみにボトムブラケットはアルミ製ですが、樹脂で薄くコーティングされているので乗っているうちにはめ合い部分が擦れてフレーム側が削れるなんて心配はないようです。

はい装着完了!!

あとはクランクを元に戻していくだけ。わかんなくなったら公式マニュアルを見るべし。https://si.shimano.com/ja/pdfs/dm/RAFC001/DM-RAFC001-04-JPN.pdf

マニュアルにはトルクもグリス塗る場所もちゃんと書いてあるぞ。

左クランクもはめて。

クランクのキャップ締めて。

外れ止めプレートには向きがある。こっちであってるよね?

最後にボルトを締める。ボルトは一度に締付けることなく、交互に締付けてくださいって書いてあるぞ。こういうのにもちゃんと意味があるんだろうな。

はい、クランクも取付終了!

試しにクランクを手で回してみると...ギュルンギュル~~~ン!!おお~!!圧倒的に軽く長く回り続けますよこれ。

動画は撮ってなかったので気になる方はTOKENの公式動画を見てください。実際にこれくらいスムースにクランクがプランプランします。

まぁこういうのは実際に走行している状況を再現して抵抗を測らないと意味はないと、なんかで読んだことがありますけど。こんだけ軽くスムースに回るんなら交換した意味はあるんじゃなかろうか?

実走

はい、じゃあ実走して変化があるか確かめてきましょう。

まずはゆったり20㎞/hくらいで走り出してみる。おおっ!?こぎ出しがスッと軽い...なんてことはなく、交換前と差は感じられんかなぁ?気持ち軽いかな?でも本当に交換したからっていう気持ちのせいじゃないかなレベルです。

河川敷の平坦コースに移動して私の全力40㎞/hでもがいてみると...ますますわからんね。

うんまぁ予想はしていましたよ。走行中のボトムブラケットの抵抗なんてせいぜい数%程度でしょうし、速度が上がる程空気抵抗の比率が上がっていきます。ボトムブラケットを交換してそれが半減したとしても全体の抵抗からしたら微々たるもので、私の鈍感な脚では感じ取れませんわな。駆動系の抵抗を減らすってこういうのの積み重ねなんでしょうね。

今回の目的は初めてのプレスフィット式ボトムブラケット着脱を自分でやってみる。ついでにシマノ以外のボトムブラケットを試してみる、だったので目的は達成しました。唯一手つかずだったのがボトムブラケットだったので、これでロードバイクのすべての部分を自分でメンテナンスできるようになったかな。それに感じ取れなかっただけで抵抗が減っていないわけではないだろうし、このあと佐渡島一周ライドに行ってきましたが音鳴りもせず機能的にも問題なしでした。あと気になるのは耐久性ですね。何か変化があればまた書き込んでおきましょう。