佐渡島ライド3日目、最終日です。3日目は星マークのホテルを出発して赤点の小木港まで、東の方から海岸線をぐるっと回りこむルートです。小木港15:45発のジェットフォイルに乗るのですが、距離は80㎞程度なので時間が余る。なのでいいオプションを用意してあります。
3日目も快晴。3日間ともこんなに晴れるとは思わず日焼け対策のレッグカバーを持ってこなかったので、ひざ小僧が真っ赤っか。秋の日差しをなめてました。結局この日も気温は28℃くらいまで上がったんだが、10月1日だぞ?
店があるのはやっぱり島の中心部で、これから行く先はめぼしい飲食店がなかなかない。なのでまずはパン屋に行って昼食を買い込む。
幹線道路を避けて田んぼ道を東に走り、前日立ち寄った両津港付近の海に出る。
3日目にしてロードバイク初登場。2泊3日の荷物は6Lのサドルバックに全部入ってます。ホテルで洗濯できるなら男の荷物なんてこんなもんじゃろう。
ここから小木港まではずっと海沿い。
カーフェリーがゆったりと両津港を出港。この日は土曜日なのでフェリーで渡ってきたであろうロードバイクやマウンテンバイクにも初遭遇。
海に向かって下っていく道ってなんか好き。
2日目にも書いたんですが、島の西側は荒々しい岩場と広いとは言えないがそれなりに農地があって、変化のある景色が楽しめる。東側は急な斜面からそのままストンと海に落ち込むような地形が多くて、農地が作れるような平地も少ない。
そんな地形なので道も海ギリギリに作られている所が多い。なのですごく海が近いです。天気よくて車も少ないし最高かよ!
なんかすごい場所に家が張り付いてるな。
ずっと海ギリギリを進む。
ずっと海際なのでここでオプション発動、山へ向かいます。棚田を見に行くぞ!!
ロードバイクでヒルクライム...は早々にあきらめてスニーカーに履き替えての登山です。
見えている棚田の一番上までロードバイク押して登っていく。海面付近から標高300mまで登ります。
稲は9割がた刈り取られた後。9月上旬なら稲ふっさふさの景色が楽しめただろうなぁ。初日に立ち寄った学校蔵の田んぼもここにあった。
手元のサイコンで最大斜度は14%くらい、平均で10%くらいじゃなかろうか?狭くてこんなヘアピンカーブも登っていく。そのせいか観光客は私だけ。まぁ車で来てもこの道じゃなぁ。
岩首昇竜棚田。苦労して上ってきたご褒美の絶景。海沿いには平地がないからでしょうが、ようこんな場所に田んぼ作ったな!?
屋根の付いた展望小屋にて、絶景を眺めながらのお昼ごはんは最高です。
3日目は大きな見どころが少なそうだったんでこの岩首昇竜棚田を組み込んでみたんですが、正解でしたね。ここ、2日目の大野亀と並んでお勧めスポットです。チャリダーの皆さんはぜひ来ましょう。登るのに50分かかりましたが時間を作ってでもぜひ登りましょう。
棚田の次はお土産タイム。酒蔵の北雪。県民割でもらえるチケットの使いどころに困ってたんですがここで使えた。北雪から小木港までは残り15㎞。当初は一升瓶背負って帰ろうかと思ってたんですが、手持ちのポケッタブルリュックには入らなそうだったんで断念。720mlのサイズに落としてその代わり2,800円のいい酒を買ってやりました。うまかった。すぐなくなった。
港に着いたが船の出発まで時間があるので、小木港近くの日和山カフェでクリームソーダー。
はい佐渡島ライド3日目でした。棚田からの下りでサイコン作動してなかったのでちょっとワープしていますが、走行距離だいたい80㎞、獲得標高たぶん800mくらい、たっぷり6時間かけた観光ライドでした。
完全におうちに帰れる気分なんですが島に来るときはここまで5時間かかってますので、当然帰る時も5時間です。遠いなぁ。
離島まで2泊3日の輪行旅行はお金と時間に余裕がないと難しいのですが、頑張って時間をさいたおかげでゆったりと島を楽しむことができました。2泊にしてなかったら時間の余裕なくて棚田なんか登りに行けなかっただろうしね。佐渡の南は棚田よ!
ジェットフォイルにて佐渡を離れる。じゃあな佐渡。