ビワイチ西岸編の翌日は
甲賀の山中にある MIHO MUSEUM に窯変天目茶碗を見に行って。
信楽は街中に狸があふれてます。
城はやっぱり外せない。
何年も前から行きたかった、廃校を改装したギャラリーカフェで一服。
さらに翌日は、足を休めるために電車で観光。でも安土城登城で結局足を削られる。
そしてビワイチ再開
福井県敦賀から琵琶湖の西岸を通って南端の瀬田までのビワイチ西岸編から三日後。ビワイチ残り半周を再開です。
この日は昼から雨が降る予報なので、それまでに琵琶湖の残り半周を終えなければなりません。なので6時に出発して琵琶湖東岸を回り、北端付近にあるJR近江塩津駅に11時頃に着予定です。
ルートはぴっちりと琵琶湖岸を沿うように約100㎞走ります。
JR瀬田駅を出発して前半に中断した近江大橋付近へ向かいます。
ギンギンに晴れていた三日前とはうってかわってどんより天気。肌寒いうえに空気が湿っていて、いかにも雨降りそうな雰囲気です。
朝早いですがなかなかの交通量。時間に余裕をもって出発したので自転車歩行者道でゆったり行かせてもらいます。
場所によってはこんなに広い。街中以外は釣り人くらいにしか遭遇しませんでしたね。平日だからか?
サーフボードにパドルで進む人たちが。今日は絶対寒いだろうなぁ。
交通量の多いビワイチルートから外れて、静かな道の彦根近江八幡線へ。
湖沿いなのでほとんど平坦な道が続く中、ここは貴重なアップダウンが続く道です。平坦の方が絶対好きですが、なきゃないで欲しくなりますよね。
右奥に見えるのが沖島。後から知りましたが猫がたくさんいるそうじゃないですか。ここの港から定期船が出ていました。行けばよかった...
住宅街に入ると今日も出くわす飛び出し坊や。君はなんだか幸薄そうな顔してるね。ちなみに前日訪れた安土の飛び出し坊やは、ちょんまげ生やしてました。
以前行ったので今回は行きませんが、見えます?彦根城。彦根城はよいですよ。余裕があるなら行くべきです!
松原水泳場。このあたりで鳥人間コンテストやってたみたいですね。ここでこの日唯一の休憩を。湖沿いの道なので左に横切る道がめったにないうえに、自転車歩行者道を走っていると信号に引っ掛かることもないので、ゆっくり走っていてもいつの間にかすいすい進んでいました。
一番奥まったところが琵琶湖の北端です。トンネルを抜けて一旦湖から離れます。
歴史好きにはお馴染みの賤ケ岳。ここも数少ない坂ポイントですが、大した高さじゃありませんのですぐに終わります。これくらいがちょうどいい!湖に向かってトンネルを抜けますが、工事中な上に湧き水で水浸しなので自転車ドロドロになりますよ。
賤ケ岳を越えてしまえば琵琶湖の北端まであと少し。終わりが見えてきました。
はい!琵琶湖西岸編のゴール地点、JR近江塩津駅に到着です。本日の走行距離は102㎞、獲得標高522m。時刻は11時10分でほぼ予定通り。100㎞で坂もほぼ無い平坦だとちょっと物足りませんが、雨が降るならしょうがない。輪行で金沢まで帰りましょ。(晴れなら金沢まで走って帰るつもりでした)
あっ、西岸編と合わせてビワイチ達成ですね。
ビワイチルート総評
二日に分けてですがビワイチ達成ということで、全体的な感想を。
ここ数年ですが、雑誌やネットなどでよくビワイチ関連の記事を見かけるようになりましたね。しまなみ海道についで有名なサイクリングコースかもね。なので勝手に景色最高で、道は超走りやすい自転車天国的なのを想像してました。
実際景色の方は素晴らしい所も多くあり(主に北部)、湖面近くを自転車で流すのはとても気持ちよかったです。また湖から少しだけ離れれば観光地も多数ありますので、何泊かしながら回るのもいいかと思います。
しかしながら道の方はどうでしょうかね。確かにルート上にはかなり頻繁に青い矢印が表示してあって自動車にも注意喚起されていましたし、逆走してくるような自転車にも遭遇しませんでした。でもまぁその分道路が広くなってるわけではないので、自動車からのプレッシャーは他の地域の道路と大差はないかと。場所によってはかなりの交通量でしたし。
ちなみに2014年から18年のビワイチルート上での自転車関連事故は155件だそうです。行政も自転車の為に積極的に改善しているようですが、道路を広げるなんて事までは無理でしょうから、こればかりは結局自分で気を付けるしかないんでしょうな。
ちっと文句も垂れましたが、琵琶湖一周で一日でも走れるちょうどよさげな200㎞。さらに琵琶湖の周りはぐるっと一周電車が通ってるから便利。どこから始めてもよいし、おいしい所だけ走ってあとは輪行でもよし。そして何より、湖があるなら人間は意味もなく一周したいもんでしょう。みなさんも機会があればお試しを。