ツールケースの中身を考え直す続き、携帯ポンプ編です。
携帯ポンプはあくまでパンク時の保険。小さい携帯ポンプでロードのタイヤに7berとかいれるのはクッソ力が必要で絶対無理なので、とりあえず走行できるくらいに空気を入れてフロアポンプまでたどり着く。これが現状でした。
しかしながら2か月ほど前に300psiまで入れられるよ、って携帯ポンプを知りました。300psiっていったら大体20berくらい?携帯ポンプを使ったことがある人なら絶対信じられない数値ですよね?5berも入れたらポンプカッチカチやぞと。
買ってみました。
追記:もう廃番。
IRON JIA’S ミニフロアポンプ。いや最初は違うやつ買おうと思ってたんですが、まったく同じ形でこちらの方が安かったので。パチモン?製造元が同じだけ?よくわかりませんが買ってしまいました。
基本アルミでできてるみたいでしっかりとした作りです。長さは約20㎝。ほぼ金属でできてる割には持った感じは軽量で、計ってみると107gです。手持ちのツールケースにも余裕で入ります。
ボトルケージ部分に固定するバンドと、ボールなんかに空気を入れる先っぽが付属してます。
初期状態では米式バルブ仕様になっているので、仏式で使用するには中の黒いパーツ2つを上のように組み替える必要があります。
それでは試しに空気を入れてみましょう。手持ちのタイヤはCONTINENTAL GRAND PRIX 25c です。私はリヤを6.8berで運用してますので7berまでどれくらいで入れられるか試します。
入れ始めてまず気づくことが、通常のポンプは押す時にしか空気が入りませんが、このポンプは押す時も引くときも空気が入る構造なので、押しても引いても微妙に抵抗を感じますね。大体ですが200回ポンピングで4ber、300回で5.5ber、400回で7ber。かかった時間は8分です。通常なら空気圧が高くなるにつれてポンピンピングがどんどん固くなっていくのですが、こいつはほんと微妙に固くなったかな?程度で余裕の7berです。
驚くほど楽ちん!今までの携帯ポンプは何だったんだんでしょうか。飛行機輪行時や、空気抜けの早いラテックスチューブを使っている人なんかは、これなら楽に空気を追加できるので泊りがけのロングライドにも最適です。20㎝程度のポンプを携帯するスペースがあるのなら、これ以外を選ぶ理由はないかと思います。
ちなみにブラックとシルバーがありますが仕様が違うようですね。シルバーは210psi(約15ber)までで、18cm、95g 。シルバーの方がよかったかな?
追記:握り部分に滑り止めや引っ掛かりが無いので、ポンピング時に少し滑りますね。
さらに追記:どうやらシルバーモデルだけになったようですね。私の持っているやつは握りが滑りやすいのですが、現行モデルは滑りづらく加工してあるようでうらやましいです。