とある天気の良い日。ロードバイクにも慣れてきて、ペダルをフラットからビンディングに交換して2回目のライドでした。
今日は平地じゃなくて山の方に行こうかな。ダムを見に行こう!
ダムは当然山にありますよね。道中は当然坂道です。場所によってはかなりの斜度。
あーっもう無理!わき道に入って休憩しよ。
筋力不足人には山はまだ早かった。ドリンクを飲みつつ、わき道で休憩。この時ビンディングは左足だけ外している状況。一息ついて回復したところでライド再開!わき道はすごく狭いので、かなり小回りでUターンすることになります。左足はフリー、右足はペダルに固定状態で低速右旋回。右旋回するんだから車体は右に傾きますよそりゃ。
ぐらりと右に傾く車体。右足が!外れなっ?!
グワシァ!!
やってもうた…立ちごけ。こうならないようにクロスバイクでビンディングペダルの練習してたのにー!誰にも見られたなかったのがわずかな救いか。
立ち上がってまずは怪我なし。お次は新車の車体チェック…
きゃーっ!角が…つのがーっ!!
こちらがロードバイクの角ことSTIです。
新車の角が、削れとる…よく見たら倒れた衝撃でSTIが内側に曲がってるよ。まだ乗り始めて2週間だよ…リヤディレイラーにもかすかなすり傷が。
しょぼぼ~ん…帰ろ。
楽しいサイクリングが一転、どんよりしょぼぼん気分で帰路に。なんだかリヤの変速もチャラつくのでお家に帰ったらいろいろ調整しなおしです。
STIは傷がついているだけで機能的には問題なし。内側に曲がっているのも固定位置がずれただけのようで一安心。ウォーズマンに角1本折られたバッファローマンだって相変わらずの強さでしたから、すり傷ぐらい…
STIのハンドル固定位置は、ゴムをベロっとめくったところにあるボルトを緩めれば調整できます。整備時には安易にネットで調べて誰かの書いた記事を参考にする前に、まずは公式な整備マニュアルに目を通す事をお勧めします。ネット上の記事はその人独自のやり方だったり、コンポも組み合わせも独自で、自分に当てはまるか分かりませんからね。
シマノのページにいけば公式なマニュアルがみれます。適当なトルクで締め付けてませんか?調整法はあってる?自分で整備するなら必見です。
STIの位置調整の後はチャラついていたリヤディレイラーの調整です。今までのクロスバイクは9速、11速は初めてです。どれどれ…
あれ?リヤディレイラー曲がってる?
いや。ディレイラーハンガーが曲がってるじゃないですかーっ!!
俺知ってる。リヤディレイラーは出っ張っていてぶつける可能性が高いから、ぶつけてもフレームに悪影響が出ないようにディレイラーハンガーが曲がって衝撃を吸収するんじゃろ?だからわざと曲がりやすく作ってあると。
追記:こけたら走り出す前にリヤディレイラーが曲がってないかのチェックもちゃんとしましょう。曲がるとしたら内側に曲がるので、一番軽いギアまで入れるとチェーンがスプロケットから外れてホイール側に落ちる可能性があります。下手したらスポークが折れる可能性もあるので、走り出す前のチェックは重要!!
ディレイラーハンガー交換ですな。