ケーブルロックとU字ロックの隙間を埋める使い勝手でサイクリストをちょこっとざわつかせたOTTOLOCKに、堅牢性をアップさせたバージョンが登場します。
まずは私も使っている通常版のOTTOLOCKの紹介を。
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長さと重さは46㎝で145g、76㎝で175g、152㎝で260gの三種類。カラーはブラック、グリーン、オレンジ、それといつの間にか濃い緑色のカモが追加されてますね。
私が使っているのは76㎝のグリーンで、9,700円くらいしたかと思います。全部アメリカで作っているようなのでまぁ高いですよね。欲しくてもちゅうちょしてる方も多いかと思います。
長さですがサイクリストには76㎝が一番使い勝手がいいかと思います。ライド中によくコンビニで休憩するかと思いますが、車止めのポールに後輪とフレームをまとめてロックするにはちょうど良い長さです。高いホイール使っている方は前後ロック出来る152㎝かもしれませんが、私のホイールはマヴィックアクシウムですので...
クルクルっとまとめるとジャージのバックポケットに余裕で入る大きさになります。ただしまとめるためのゴムバンドは非常に柔らかくて、そのうちちぎれるんじゃないかとちょっと不安になるかと。
重量も175gならまったく負担に感じることはないですね。
構造的にはステンレススチールの薄いバンド3層と、高い強度と弾性のケブラー素材4層を重ねて、耐熱性の高いサントプレーンゴムとやらで表面を覆ってます。ダイヤル部分のヘッドはアルミ製で簡単には壊せなそうなごつさは感じます。
ロックは3桁のダイヤル式。3桁はセキュリティ的にどうなのでしょうかね?まずダイヤルを設定した番号に合わせて、ボタンを押しながらバンドをヘッド部分に通した後に、ダイヤルを動かすことでロックできます。ちなみに私はバンドをヘッド部分に通した後に、ダイヤルを動かし忘れたままコンビニに行きました。ロックされてません。5回もです...皆さん気をつけましょうね!
それで肝心の堅牢性はどうなのってことですが、実際に鍵をぶっ壊して格付けしてる素敵なサイトがあるので参考にしてみるといいでしょう(Bicycle Security Lab)。工具を持ってる人には数分で切断できてしまうようですね。実際OTTOLOCKも公式にセキュリティレベルはケーブルロックとU字ロックの間と明記してるので、その通りかと思います。
重量、強度ともにケーブルロックとU字ロックの間を埋める商品ですね。値段だけは突き抜けてますが。
そこでやっと本題なのですが、このOTTOLOCKに堅牢性をアップさせたバージョン HEXBAND が登場します。通常版がステンレスバンド3層のところを HEXBAND は2倍の6層に増やしているようです。すごく単純な強化方法ですな。重量は当然増えて46㎝で190g、76㎝で250g、152㎝で375gにアップします。値段もさらにアップなのね...
まずはTSUTAYAでおなじみのCCCグループが運営しているクラウドファンディングサイトの GREEN FUNDING で支援が開始されています。
OTTOLOCK HEXBAND クラウドファンディングサイト GREEN FUNDING
期間は2019年4月30日までで、配達予定は2019年6月。 1個版は限定500個で15%OFF。3種類の長さをセット版は限定50個で20%OFFとなってますね。
1個版はおそらく期限までに売り切れ終了になるんじゃなかろうか?新たに鍵を探している方は選択肢の1つに入れてみてはどうでしょうか?私は通常版持ってるからいいや。