まだあったメンテナンスしてなかったところ
私はメンテナンスもすべて自分でやってます。ロードバイクに乗り始めて3年10ヶ月目で最後まで手つかずだったボトムブラケットの交換も済ませて、これで全てのメンテナンスをできるようになったなと思ってましたよ。
でもまだあった手つかずの場所。
プーリーを固定しているプレートとリアディレイラー本体との境目。ここはグリスが封入されてるからオイルさしちゃだめよ、って言われている所ですね。オーバーホール時にフレームからリアディレイラー外してクリーニング中に思い出した。
リアディレイラーはスプロケットを32tに大型化する時に交換したので、ここは2年9カ月手付かずです。
開けてみましょ
どんな感じかとりあえず開けてみましょ。
私の使っているコンポはシマノ105のR7000系です。シマノのディーラーマニュアル(https://si.shimano.com/ja/pdfs/dm/RARD001/DM-RARD001-04-JPN.pdf)を見ましょう。
分解の仕方はメンテナンスのページP24に記載してあります。
まずはプレートストッパーピンを外す。ここプラスネジです。
ストッパーを外してプーリーが固定してあるプレートを180度右回転してやると、スプリングのテンションが緩まる。
さらにストッパーボルトを外す。ここはトルクスの#10です。
これでプーリーのプレートははずれました。つなぎ目の部分には砂利っぽい汚れが溜まってましたが、内部への混入はそれほどないですね。いや、汚れがないっていうかグリスもない!
こちら軸をひと拭きした後の写真。なんか軸が黒くなってますが汚れではありません。金属同士がこすれ合った跡です。
本来ならここにグリスが塗ってあって潤滑してるはずなんですが、バイクは外で水洗いしてるしチェーンディグリーザーもかかっちゃうような場所だからなぁ。すっかりグリスが抜け落ちとる。
ってことで軸にグリスを塗りぬりして元に戻してやりました。
ここってオーバーホールでチェーン外してフレームからリアディレイラーも外さないと、グリスアップできない場所ですね。私は前回のオーバーホール時に忘れてたので2年9カ月放置でした。普段からジャバジャバ洗車してる方はグリスアップを忘れるとこんなことになってますからね。気をつけましょう。
そういや水がシャバシャバかかるような場所じゃないんだが、デュアルコントロールレバーってノーメンテでいいの?