ヘルメットの寿命は?
私の使用しているヘルメットは OGK KABUTO の REZZA です。これを選んだ理由ですが、アジアンフィットかつめっちゃ安かった。7千円くらいだった。
ロードバイクを買ったと同時に使い始めたので5年は使っていることになります。でも私何かしらで読んだことがあります。ヘルメットの寿命は3年が目安だと...
「材質や使用状況で異なりますが、(一社)日本ヘルメット工業会では、PC、ABS、PE等の熱可塑性樹脂製保護帽は、外観に異常が認められなくても使用開始より3年以内、FRP等の熱硬化性樹脂製保護帽は、外観に異常が認められなくても使用開始より5年以内に交換をしていただくようお願いしています。」(日本ヘルメット工業会HPより)
日本ヘルメット工業会によれば産業用ヘルメットの寿命はこのようになってます。さらにあご紐は1年で交換を推奨しています。
ロードバイクのヘルメットは産業用?かとは思いますが材質やらは大差ないし、表面的にはまだまだきれいなもんですが内側の発泡スチロールは角がとれてきて使い込んでる感がでています。直射日光にもさらされていますからね...交換しましょう。
新ヘルメット選定
新ヘルメットの選定です。条件は?
- アジアンフィット
- 1万5千円まで
- かっこいいといいなぁ
こんなもんですかね。自分の頭の形状的にアジアンフィットは譲れないですし、いつもの事ですがお金はない。ただ高いやつ程デザイン的にもかっこいいのが多い気はする。
そんな条件でいろいろ探したんですがやはりネックになったのはアジアンフィットです。アジアンフィットで手ごろな値段となると選択肢は限られますね。候補に挙がったのはジャパンブランドの OGK KABUTO REZZA 2 。私が使っていた REZZA の後継ですね。
- 税込定価で ¥11,880 と安い。
- M/L 57-60cm で 215g とこの価格帯としては他と比べて断然軽量。
- カラーリングも豊富。
- さらに REZZA 2 にモデルチェンジしてシールドも装着できるようになっているので、メガネっ子な私にも最適。
ただしデザインは今まで使っていたものと全く同じなので、せっかく新しいヘルメット買ってもテンションは上がらんよね...。
REZZA 2 を却下して私が選んだ新ヘルメットはこちら LIMAR AIR STRATOS アジアンフィットです。
LIMAR(リマール)は1986年から創業のイタリアのヘルメットで、プロレースチームでも使用されているブランドですね。私は今回調べるまで全然知らんかったけど、実績のあるブランドなんでそこは安心。
こちら代理店 Many’S のHP(https://manys.work/limar/limar_category/air-stratos/)
ただし1つ不安な点が。ヨーロピアンブランドのアジアンフィットって本当にアジアンフィット?中にはヨーロピアンとアジアンの中間的な形状の物もあったりするようなので、自分の頭に合うのか不安だったりする。本来ならば試着するのがいいのは分かってますが、田舎はそんな環境ではないのですよ。ネットショップで買って自分で確かめるしかないのよね。
LIMAR AIR STRATOS アジアンフィット
それでは LIMAR AIR STRATOS アジアンフィットの細部を見ていきましょう。
私の購入したのは5色(6月からさらに3色追加されるようです)あるうちのホワイトです。一見するとただの白ですが近くで見ると細かいラメが入った白と、フチの部分が黒のツートンカラー。正直ちょっと地味な感じはする。もうちょっとカラーリングは頑張ってほしい気もするが、ポイント含めたら1万円以内で手に入ったのでそこまで求めるのは贅沢ですね。
ホワイトカラーはロゴのデカールがレインボーキラキラシールです。
パッドの配置はこんな感じ。後頭部までちゃんと配置してあります。
一番肝心なアジアンフィット形状ですが、見た目では今まで使っていた OGK KABUTO と比べても大きな違いはない。測ってみたところ内側の横幅は約178㎜、REZZAは約180㎜でしたのでやはり大差はない。
あご紐にもパッドがあるのは珍しいですね。
大きめのベンチレーションが15個で風抜けは良さそう。
額部分は最近の車のバンパー回りエアインテークっぽい?
ちゃんとJCFのシールも貼ってありますね。
Lサイズ 57-61cmで重量250g。今まで使っていた REZZA より数十グラム増。ただし同価格帯だと標準的な重さでこのヘルメットが重い訳ではないです。REZZA が特別軽いだけですが、REZZA は一部シェルが省略されていて発泡スチロールむき出しな部分があるのでその分の差ですかね?
実走
それでは50㎞ほどひとっ走りして確かめていきましょう。
一番重要視していたアジアンフィットですが、いままで使っていた OGK KABUTO REZZA と比べてサイズ感は全くそん色ないですね。これは完全にアジアンフィットです。OGKを使っている人には問題なくフィットするでしょう。
ただし REZZA より数十グラム重くなっただけなのですが、違いの分からない私でも被ってみると微妙に感じ取れる重量増。やっぱり軽いと楽なんですよね。でもまぁ走り出して5分でそんなの忘れてしまう程度の差ですけど。
風抜けもよくて熱がこもることもなし。
珍しいあご紐のパッドはまぁあってもなくてもいいかな?パッドセットは2千円程度で売ってますが、ネットショップでも取り扱っている店舗は少ないです。リマールはアマゾンでは取り扱ってないので、送料を考えると長く使うのならばメット購入時に交換パッドも一緒に買っておいてもいいかもね。
うん!ちょびっとだけ重くなったが、手頃な価格で使った感触も悪くなかった。それに新しいデザインのアイテムを身に着けると気分が上がるよね。うんうん、総じて満足です。
LIMAR の事は私は全く知りませんでしたが、今回使ってみてしっかりとアジアンフィットを作ってくれてることが確認できたので、アジアンフィットヘルメットの選択肢に入れてみてもいいんじゃないでしょうか。
反射テープを貼る
私は早朝のまだ暗い時間帯から走ることが多いので、シューズ、フレーム、ヘルメットにも反射テープを貼って、車への視認性を高めています。
こちらは以前使っていたREZZAとシューズです。REZZAにはあらかじめ反射テープが貼られていましたが、さらに3か所追加。シューズはヒール部分に1.5㎜幅に切った反射テープを貼っていました。たかが1.5㎜幅の反射テープでもこの視認性なのでバカにはできないでしょう?
フレームにも赤い反射テープを貼ってます。赤いフレームに赤い反射テープなら昼間は全く目立ちませんよ。今はテールライトも2灯装備ですね。
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使っているのは3Mの反射テープです。テープによってはあんまり反射しないやつもあるので、100均とかで買うより3Mがおすすめです。
過去記事:光れ!ナイトライダー
新ヘルメットにも2㎜幅に切った反射テープを5か所に貼り付けました。白メットに白テープなのでどこに貼ったかわかんないでしょ?
去年、私も何度か走ったことがあるトンネルで車に追突されて亡くなられた方がいます。こちらはルールを守っていても、車に追突されたら怪我するのは自転車側ですからね。これぐらいで車からの視認性が高まるのならばやっておいたほうがいいですよ。