クロスバイク初めてのオーバーホール 3~7日目

クロスバイク
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3日目 フレーム磨き

クロスバイク TREK FX3 オーバーホールの続きです。2日目にシリコーンリムーバーでフレームの油汚れをきれいに落としましたが、3年ちょっと使ってきたフレームですのであちこちに傷があります。ツルツルの艶っつやに磨き上げてあげましょう。

用意したのが 99工房 コンパウンドトライアルセットと、100均で買ってきた車を拭くクロス。こやつで新車の輝きを取り戻しましょう。

使い方はクロスにつけて磨くだけ。円を描くように磨くとムラになりやすいので、直線的に磨くといいらしいです。3種類の粗さのコンパウンドがセットになっているので、一番粗いやつから順番に使って磨いていきます。コンパウンドを変える場合はフレームに残ったコンパウンドをキッチリふき取ってから、新しいクロスを使って磨き始めます。

私の年越しはガキ使見ながらフレーム磨きでした。あけましておめでとう!

磨き終わったら次の工程のために、シリコンリムーバーでフレームの油分をキッチリふき取っておきます。

どうよ?艶が出てるでしょ?さすがに深めの傷は消せませんが、傷に入り込んだ汚れがコンパウンドでかき出されて目立たなくはなりました。

4~7日目 コーティング作業

コンパウンドで磨き上げて艶っつやになったフレームをコーティングしていきます。

用意したのはこちらの AQUADROP GLASS COATING PREMIUM 。車のボディーに使うコーティング剤です。車のコーティング剤ですが探してみると、700円程の中国から送られてくるものから1万円程するものまでえらく値段の差があります。どれを選んでいいのかさっぱりですが塗るのは自転車です。自転車に1万円のコーティングはやりすぎ。かといって最安クラスは品質に問題ありそうなレビューが多い。まぁ結局自分で使ってみないとわからんよね。とりあえず2000円程のこいつを試してみることにします。

それとコーティング剤をフレームに塗るスポンジ。

ダイソーで売ってたワックス塗るやつ。大きすぎるので指でつまめる程に小さくカットしてフレームの細かいところまで塗れるように。さらにスポンジ部分が厚すぎるとコーティング剤を吸いすぎて無駄になってしまうので、5㎜厚くらいにカットします。

それではこやつで塗っていきましょう。スポンジに少量つけてフレームに塗り伸ばしていきます。コーティング剤自体は水のようにサラサラで塗るのは非常に簡単でした。

塗った後に時間を置かずにクロスでふき取っていきます。たったれだけで本当にコーティングできているのか不安ですが、この時点では信じるしかありません。

このコーティング剤ひと瓶30㎖で小型車を2回塗れるようなので、自転車に1回塗っただけでは余りまくりです。ジャンジャン重ね塗りしていきましょうかね。1回塗りで3年、2回塗りで5年コーティングが持続するそうです。重ね塗りする場合は2時間以上乾燥させる必要があるのでひとまず放置。1日ひと塗りしていきます。

フレームは洗濯物を干すポールにぶら下げた状態で塗り上げました。フォークは段ボール箱に穴をあけて挿した状態。このまま翌日まで乾燥。

翌日にフレームの状態をチェック。どれどれちゃんと乾燥してるかな?

あっ、拭き残しが!このほかにも拭きスジや、0.5㎜にもみたない極小のコーティング剤の水玉が。うん固まってますね...あとは埃が一緒に固まっとる。たぶんスポンジの小さい破片ですね。

原因はまずコーティング剤のつけ過ぎ。非常にサラサラしてるので極少量を薄く塗り伸ばしていけば良いので、コーティング剤が玉になる程ではつけ過ぎです。多くつけてもどうせ拭き取りますしね。あとは拭き取りが甘かったね。なんならクロスを複数枚用意してしっかり拭き取ってやりましょう。この時、埃も一緒に拭き取ってやるとなおよい。

う~ん、せっかくフレームを艶々に磨き上げたのに台無しですねぇ。剥がす?めんどくさいのでやめとこう。クロスバイク君。君はロードバイクのための練習台なのだよ。君の犠牲は無駄にしないよ!

このまま合計で3回塗り重ねてコーティング終了。完全に硬化するまで4~5日かかるようなので放置。洗濯物干せませんな。

コーティング剤はまだ半分以上は残ってますのでロードバイクの方にも使います。

追記:その後ロードバイクにガラスコーティング編