RACING3 グリスアップ 前輪編

ロードバイク
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今年は実に北陸らしいどんより天気でして、雪が積もっちゃ溶け積もっちゃ溶け。1月末には「35日ぶりに1日の日照時間が5時間を超えた」なんてお天気ニュースもありました。おかげで1月は40㎞しか走っとらん。

しかしもう2月末になって春っぽいお天気もがちらほらと。そろそろシーズンインに向けてのメンテナンスをやっておきましょうかね。去年はフレームのガラスコーティングを兼ねて完バラシしてオーバーホールしたんですが、いっぺんにやると疲れるというか飽きるというか...。なので今年は空いてる時間を見つけて部分別にじっくり進めていきましょうかね。

まずはホイールのグリスアップから。私が使っているホイールは フルクラムのレーシング3 で2019年に買ったやつです。

まずは5mmのアーレンキーで写真左側の球あたり調整側(側面に小さいネジが付いてるほう)の一番外の黒いエンドナットを外します。この時アーレンキーは2本必要ですので、持ってない場合はもう一本用意しましょう。かなり固く締め付けられているので長めのレンチがいいですよ。けっこうな力を込めていくとパッキーン!と音をたてて外れます。ケガしないように気を付けてね。

これで球あたり調整側のエンドナットが外れたならばそれでよいですが、問題は反対側も同様のエンドナットで止めてあるのです。なので球あたり側が外れる確率は二分の一。私は以前初めて外した時には右側の球あたりじゃない方が外れてしまいました。中空シャフトにはレンチをかけられるように平行な部分があるので、手持ちのモンキーレンチをかけて外してみようと試みましたが...

ブリンと見事に角をなめて失敗。シャフトはアルミ製なので柔らかいのですよ。よくある失敗らしいですな。ちょうどよい幅で精度の良いレンチを用意して、球あたり側のエンドナットだけ外すのが正解ですかね?あとレンチをかける時はシャフトがつぶれる方に変形するのを防ぐために、エンドナットははめたままがいいらしいです。

私がこのRACING3を買ったのは2019年。もう何年か古いバージョンだとシャフトと右のエンドナットは一体型だったようですね。なんで分割式にしたんでしょうかね?

そんですでにやらかしてしまった私はどうしたかというと、ハブの分解図とにらめっこ。右のエンドナットは外れなくても左の球あたり側が外れればグリスアップするには問題ない。なのでシャフトと右のエンドナットをエポ...ゴニョゴニョ...外れないようにしてしまいました。これであらためて左右からアーレンキーで力を加えると、パッキーンと球あたり側のエンドナットが外れました。

これでメンテして1年以上たちましたが今のところ問題なし。ですがもちろん非推奨。最後の手段。私のは失敗例ですよ。

エンドナットが外れたなら球あたり調整のやつのネジを緩めて、シャフトが回転しないように手で固定して左に回せば外れます。

この状態でシャフトを奥に軽くコンコンしてあげれば。

玉押しと割のはいったコーンが一緒に外れます。シャフトもずぼっと抜き取ります。

白いシールはピンセットかなんかで下から持ち上げてあげると外れる。パコっとはまり込んでいて微妙に力がいるので、曲げてしまわないかいつも心配になりますこれ。

リテーナーごとベアリングが外れます。

後は今まで外したのパーツたちをパーツクリーナーでクリーニングします。

こっちも忘れずクリーニング。グリスアップさぼってましたが幸い浸水や錆びは無し。

クリーニングしたパーツたち。白いはずのベアリングのシールがグリスのせいで緑に染まってます。パークツールのグリスって、入ってるチューブ白色だったんですがだんだん茶色く変色していくし大丈夫なんだろうか?

2019_Fulcrum_Spare_Parts_catalogue
2019_Fulcrum_Spare_Parts_catalogue

初めてやると絶対に順番と向きがわからなくなるんですよね。まぁフルクラムの公式ページに行けばスペアパーツカタログに展開図がありますので、この通りに組み立てればよろしいです。

後はグリス塗りながら元に戻していくだけ。

グリスもりもり。今回はシマノのプレミアムグリスを使ってみます。元から入っていたグリスに比べて粘度高めで抵抗強そうなんですけどね。

シールをパコっとはめ込む。念のためシールの隙間にもグリス薄っすら塗り込み。

玉押しにもグリスぬりぬり。

玉押しと割のはいったコーンもグリス塗って戻してあげる。

エンドナットを締め付ける。ここは固めに締める。

そして最後に球あたり調整。締めすぎたら回転が渋くなるとか、緩すぎてもベアリングに悪いだの、クイック締めてからやるほうがとかいろいろと情報が。そもそも初めてやると緩いとか渋いとかの判断がつかないんですよね。ガタがでないギリギリを狙うのがよいらしいです。

とりあえず球あたり調整の黒いやつをシャフトの一番奥まで手で締める。まだ横についてるちっさいボルトは締めこまない。この状態でシャフトを持ってゆすってみるとガタはないが、ホイールを回してみると手にゴリゴリとした感覚がわずかに伝わってくる。なのでシャフトを固定して球あたり調整の黒いやつを少し緩める。うん少し。私的には45°くらい緩めたあたりかな。

これはみんなそれぞれ意見があるでしょうね。360度緩めたら確実に分かるガタが出る。180度なら?90度なら?結局自分の感覚を養うしかないんでしょうね。失敗例だの結局役に立たなくてすまんぬ。

ベストの状態になったら球あたり調整のちっさいボルトを締める。

シャフトを左右から持ってホイールを回してみると...うん、やっぱシマノのプレミアムグリスが抵抗になってるのか回転が渋くなった気が。まぁしばらく使ってれば余計なグリスが押し出されて落ち着くかな?今回はこれでよし。

グリスを塗った手でいろいろ触っているので、リムのブレーキ面にもグリスがついてたらブレーキが利きません。ついでにリム掃除もやっておくといいですよ。(過去記事:メンテナンスでブレーキ性能を取り戻せ